もし世界が終わったなら
何も伝えないままで
あなたを思うことすべても
散じて消えるのだろう
吹き抜ける風に体温を見
コーヒーのボトルを抱き
二重のレンズの先囚われる
どんな奇跡も痛みも追い越して
まっすぐに飛び込んでいく
あなたの胸へ
その体にその声に触れるため
なにもかもかえりみず
影をも手折る
この世界が終わるまでに
きっと伝えてみせよう
声にならないものでさえも
あなたには見えるから
風としてあなたの肌を撫で
水としてあなたを潤し
光としてあなたを温めよう
どんな器も受けきれないほどに
尽きることなく光っていけ
炎と共に
その終焉の先でも笑うため
なにもかもかえりみず
まぶたを閉じる
あなたは知っている
声を持たない者がいることを
そんな者たちの
声にならない思いが集い
流れ落ちていく星屑の存在を
どんな光も追いつけないほどに
一点だけを見て進め
何もなくとも
明けない夜でも温め合うのは
あなたでなければならない
だから囁く
feat. Kazehiki